■ 震度6強の揺れを経験した今の子供達に、シェイクアウト、ドロップ・カバー・ホールドオンを指導する学校の教師・大人達は何を思うのか?  ニュースの視聴者カメラに記録された、地震の揺れの中ではドロップ・カバー・ホールドオンを誰もやらない。

“ 地震のゆれ自体でケガをすることはめったにありません。地震による死傷例の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因です。あなたが室内にいる時に地震が発生したら、その場で安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実践しましょう。まず頭を低くして地面に近づきましょう。出典;日本シェイクアウト提唱協議会 様 ”

台風や竜巻の風圧、地震によって建物に起きた層間変位等でも建具のガラスは鋭利な刃物のように割れる。シェイクアウト、ドロップ・カバー・ホールドオンの号令だけによる安全確保の落ち度について、建物の窓にガラス飛散防止フィルムの設置が無ければ、竜巻による建物被害や地震によって建物に起きた層間変位破壊又は衝撃破壊で割れた窓のガラス破片は床や地面に向かって飛び散るため、シェイクアウトと称して頭を低くするために床に向かって小さくなる行動を取った人の目を傷つけたり外傷を引き起こす事もあります。シェイクアウト一斉防災行動で子供達が割れたガラス破片によって怪我をしても決して生徒本人は悪くありません。学校の教師を含め大人達がそのように指導しているからです。

    文部科学省

    BCP(事業継続計画)の観点からは、復旧に時間と費用を要する他、避難所としての機能を失う。代替施設は簡単には得られない。文部科学省では「竜巻からの学校の安全」に関する政策にガラス飛散防止フィルム設置を明示する。自治体は地域の学校運営の責任を持つため、自治体の消防機関が当該飛散防止フィルム設置を全面的に使用制限して国の政策を否定する事はしない。上の画像はガラス飛散防止フィルム設置の無い建物が竜巻による被害を受けた事例。

    平均風速(m/s)を時速(km/h)に換算する場合は風速に3.6の係数を掛ける。風速を時速に換算すると、風速30m/sの時速は108km/h、 風速40m/sの時速は144km/h、風速50m/sの時速は180km/hにもなる。風速が50m/s 程度にも強まれば、重さ20㎏前後の自転車でも浮きあがって吹き飛ばされます。建具の窓にかかる風圧や飛来物等の危険に対して、一般的な建物で使われるガラス板の厚みは3mm又は5mm。

    台風や竜巻の風圧で建具の無機ガラスは鋭利な刃物のように割れる。

    外部建具の窓やドアは建物の「外皮」という概念に含まれる。この外皮が破損して無くなれば、建物は雨・風・温度変化、犯罪から身体や資産を守る術を失う。

    労働安全衛生法59条、同規則35条7項「事故時等における応急措置及び退避」及び「シェイクアウト一斉防災行動の有効性アップ」並びに国連が掲げるSDGs;持続可能な開発目標「13,気候変動に具体的な対策」を施していますか?

     

     

     

     

    建物開口部の安全対策と建築窓ガラス用フィルムの選定について

    ・JIS:日本産業規格A5759 A法:衝撃破壊試験=ショットバック試験(人体衝突事故、台風やガス爆発等での物体衝突事故を想定したガラス破壊試験)

    ・JIS:日本産業規格A5759 B法:層間変位試験(地震の揺れによる建物変形(層間変位)によるガラス割れを想定したガラス破壊試験)

    試験フィルム:3M製 SH2CLAR、フィルム基材厚50㎛、フィルム基材の素材:ポリエチレンテレフタラート

    出典;3Mスリーエムジャパン様 ガラス飛散防止フィルム選定基準から一部抜粋

    ■ ポリエチレンテレフタラート基材厚100㎛の建築窓ガラス飛散防止フィルム設置を勧められる用途の例示(一般的な窓ガラスの厚みは3mm又は5mm)

    ・自然災害:地震によるガラスへの家具・什器の衝突等、並びに台風・突風対策(風速32m/秒まで)

    認定制度、規格/地震:JIS R3108に準じる鋼球落球試験、台風等:京都大学防災研究所を参考

    ・人災(事故・事件)

    ➀ 建物の用途による分類:浴室、病院・老人施設の居室、幼稚園、住宅、ホテルの居室 等

    ➁ 衝突の類型と年齢による分類

    ・幼児(6歳以下) ・小学生(7歳~15歳):歩行又は走行からの衝突、静態からの転倒 ・成人(16歳以上):静態からの転倒

    認定制度、規格/JIS A5759 衝撃破壊(ショットバック)試験(高さ75cm)

     

    SDGs 持続可能な開発目標に対する考えですが、SDGsとは既に習得している知見だけでは得られない新たな問題解決プロセスの能力開発を、組織がコミットするための道筋と考えております。 総務のチカラ web管理人 大西啓貴