シェイクアウト一斉防災行動でケガをした生徒本人は悪くない

“ 地震のゆれ自体でケガをすることはめったにありません。地震による死傷例の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因です。あなたが室内にいる時に地震が発生したら、その場で安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実践しましょう。まず頭を低くして地面に近づきましょう。出典;日本シェイクアウト提唱協議会 様 ”

  • シェイクアウトによる安全確保において、建物の窓にガラス飛散防止フィルムの設置が無ければ、地震によって建物に起きた層間変位破壊又は衝撃破壊で割れた窓のガラス破片は床や地面に向かって飛び散るため、シェイクアウトと称して頭を低くするために床に向かって小さくなる行動を取った人の目を傷つけたり外傷を引き起こす事も考えられます。割れたガラス破片が床や地面に向かって飛び散るのは強化ガラスであっても同じです。シェイクアウト一斉防災行動で子供達が割れたガラス破片により怪我をしても決して本人は悪くありません。学校の教師を含め大人達がそのように指導しているからです。

「シェイクアウト&コリジョン( ShakeOut & Collision)」;2つの観点から存する建築窓ガラス飛散防止フィルムに関する文献・映像を知って下さい。

画像;文部科学省

  •  暴風対策は建物が破損する瞬間2~3秒の事象に対してではない。台風では到達から通過するまでの間、繰り返される暴風や豪雨に3~4時間も耐えられるのか? 風速(m/s)を時速(km/h)に換算する場合は風速に3.6の係数を掛けるが、風速を時速に換算すると、風速30m/sの時速は108km/h、 風速40m/sの時速は144km/h、風速50m/sの時速は180km/hにもなる。風速が50m/s 程度にも強まれば、重さ20㎏前後の自転車でも浮きあがって吹き飛ばされます。風圧による飛来物の危険に対して、一般的な建物で使われる窓ガラスの厚みは3mm又は5mm。
  •  地震による建物被害の危険は揺れの周期も作用すると言われます。激甚災害指定レベルの地震に限らず、震度5弱・揺れの周期0.5秒前後の地震によって鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC構造)の建物の開口部に破損が生ずる事はあります。

建物開口部の安全対策と建築窓ガラス用フィルムの選定について

学校法人会計では企業会計に無い勘定科目の第1号基本金並びに資金収支計算書の施設関係支出等の要件を確認していただきますが、法定耐用年数(効用持続年数)及び償却率・保証率の規定が必要な場合財務省;減価償却資産の耐用年数等に関する省令 に基づき適用するのは同じです。

※ ポリエチレンテレフタラート基材厚100㎛を勧められる用途の例示(一般的な窓ガラスの厚みは3mm又は5mm)

・自然災害地震によるガラスへの家具・什器の衝突等、並びに台風・突風対策(風速32m/秒まで)

認定制度、規格/地震:JIS R3108に準じる鋼球落球試験、台風等:京都大学防災研究所を参考

・人災(事故・事件)

➀ 建物の用途による分類:浴室、病院・老人施設の居室、幼稚園、住宅、ホテルの居室 等

➁ 衝突の類型と年齢による分類

・幼児(6歳以下) ・小学生(7歳~15歳):歩行又は走行からの衝突、静態からの転倒 ・成人(16歳以上):静態からの転倒

認定制度、規格/JIS A5759 衝撃破壊(ショットバック)試験(高さ75cm)

■ フィルムによるガラス飛散防止対策と省エネ対策

・JIS:日本産業規格A5759 A法:衝撃破壊試験=ショットバック試験(人体衝突事故、台風やガス爆発等での物体衝突事故を想定したガラス破壊試験)

・JIS:日本産業規格A5759 B法:層間変位試験(地震の揺れによる建物変形(層間変位)によるガラス割れを想定したガラス破壊試験)

試験フィルム:3M製 SH2CLAR、フィルム基材厚50㎛、フィルム基材の素材:ポリエチレンテレフタラート

出典;3Mスリーエムジャパン様 ガラス飛散防止フィルム選定基準から一部抜粋

JIS:日本産業規格A5759で定める用途は、① 日射調整フィルム ② 低放射フィルム ③ 衝撃破壊対応ガラス飛散防止フィルム ➃ 層間変位破壊対応ガラス飛散防止フィルム ⑤ ガラス貫通防止フィルム 計5つ

大西 啓貴